小室瑛莉子アナ(フジテレビ)

中学・高校はテニス部に所属。本人曰く、当時はファッションに疎く、メイクもしたことがなかったといいます。中高一貫校の学校も高尾山の麓にある田舎校。周囲は森に囲まれ、まるで山猿のような生活だったと自虐気味に話しています。
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大学生になると家族や友人にミスコンに出ることを勧められましたが、その時は茶化さていると感じ全く本気にはしていませんでした。

そうした学生生活の中、ある出来事が起こります。バイト先のカフェ店で芸能事務所の関係者からスカウトを受けたのです。結局その申し出は断りましたが、『そういう活動もありなのかな』と考え始めるきっかけになったといいます。

大学3年生になり就活や自身の将来について見つめ直した時、その年の1月に亡くなった祖父の言葉が脳裏に甦りました。
『瑛莉子がアナウンサーになったら嬉しいな』。
祖父は生前、そう言い続けていたといいます。

『アナウンサーは自分自身ももともと興味があったし、ちゃんと目指そうと思いました。それなら夢に近づくために青学のミスコンに出ようと思い、エントリーしたんです』。

大学3年生の時にミス青山学院大学コンテスト2019に出場し、準グランプリに選出。(グランプリはセント・フォース所属の田﨑さくらさん)。

コンテスト出場時のインタビュー(19年)

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コンテストでは和太鼓の演奏と、ももクロの完コピダンスを披露しました(19年)

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コンテスト終了後のインタビュー(19年)

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大学ではフットサルサークルと、国際ボランティアサークルのシャンティシャンティに所属。後者はおよそ300人いる規模のサークルで幹部を務めていました。世界各地でボランティア活動を行い、1年生の時にはカンボジアへ行き、20人でレンガから家を建てたといいます。

また、1年生の春休みにボランティアサークルの友人3人と、タイ・ラオス・ベトナム・カンボジアの4か国を歴訪。8ｋｇのバックパックを背負い気温40度の中を歩き回る過酷な旅で、身の危険を感じる怖い目にも遭いました。
『タイのスリーピングバス(長距離移動のための、座席がほぼフラットなバス)での移動が本当に怖かったんです!バスに乗ったら、座席を指定されて一緒にいた友達とは話されてしまって。すると、私の寝ていたベットに外国人のお客さんが案内されて一緒に寝ることに!“誰～!？”と思いながら、ずっと寝たふりをして過ごしました。目的地に着いてバスを降ろされたのも夜中の3時だったんです!お店もホテルもやっていないので、夜が明けるまで道端にずっと触っていました。野犬もいるし、危ないので寝ないようにじっと明るくなるのを待ってて・・・。この経験でかなり度胸がつきました!もう一人でどこにでも行けるし、なんでもできる気がします』。
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大学4年生の5月、各大学のミスコン出身者11人による写真集作成のためクラウドファンディングを開始。目標金額は70万円でしたが、結果138人から122万6010円が集まりました。写真集はオンラインショップBASEにて一冊5000円(税別)で販売され、利益の全額は、新型コロナにあたる医療従事者やワクチン開発に関わる団体へ寄付されました。

クラウドファンディング支援の呼び掛け(20年6月)

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2021年、フジテレビに入社。同期は小山内鈴奈アナと竹俣紅アナ。